飯田線の旧型国電

 旧型国電最後の砦であった飯田線は昭和58年2月に豊橋機関区の80系が引退し、
同6月には伊那松島機関区の旧型国電も引退し旧型国電の活躍は終焉を迎えました。
このページでは昭和56年から旧型国電引退までに撮影した画像を紹介します。

 辰野で発車を待つ1222M、手前側から、クモハ61+クハユニ56+クモ二83の編成です。先頭(豊橋方)はクモ二83になります。

 辰野を発車する電車です。先頭はクハユニ56で、半流非貫通の独特な顔付きです。

 伊那松島機関区で入換中の電車、昭和56年2月の撮影ですが2両目に当時まだ茶色塗装のままだったクモハユニ64000の姿が見えます。

 伊那松島機関区の様子です。ED62やクモハユニ64が待機しています。すでに119系も姿を現し、旧型国電の活躍も終焉間近の頃です。

 宮田〜大田切間、大田切川を渡る電車です。大田切駅からも近く撮影しやすいポイントでした。

 伊那福岡〜田切間、中田切川を渡る電車です。この区間ではΩカーブが有名ですがこの鉄橋も良い感じのポイントでした。

 伊那福岡〜田切間、飯田線の有名撮影地、田切のカーブを行く電車です。急カーブをゆっくりと通過して行きます。

 田切のカーブを行く80系、かつて東海道本線山陽本線で活躍した長距離電車の草分け、80系も飯田線が最後の活躍場所でした。

 伊那本郷〜七久保間、定番ポイント付近を行く電車です。インカーブからの撮影が有名ですが少し伊那本郷寄りからアウトカーブでこんな感じのアングルでした。

 伊那本郷〜七久保間、中央アルプスをバックに定番ポイントを行く80系、飯田線の中でも中央アルプスが一番きれいに写し込めるポイントと思います。

 上片桐〜伊那大島間にて、クモニ13+クハユニ56+クモハ61の編成です。飯田線のクモ二13はクモニ83と組んで運用されることが多かったようでクモニ13単独で他の車両と組む姿は余り見なかった様に思います。

 伊那大島に入線するクモニ83先頭の電車、飯田線のクモニ83はクモユニ81からの改造車で、かつては左に留置中の80系と組んで東海道本線を走っていたことでしょう。

 伊那大島を後にする上り電車、後追いの撮影でクハユニ56001+クモハ54112の編成です。

 下平〜市田間にて、クモハユニ64+クハ68、クモハユニ64000がスカ色となったのは最後の2年間のみでした。国道153号線のオーバークロスからの撮影です。