新潟交通 東関屋〜月潟編

 新潟交通の電鉄線では最後の営業区間であった東関屋〜月潟間は平成11年4月4日を
もって廃止となり、新潟交通の鉄道線は全廃となりました。このページでは昭和60年から、
廃止時にかけて撮影した画像を紹介します。

 東関屋駅の全景です。元小田急のモハ2230+2229やモワ51+キ116の姿が見えます。併用軌道区間廃止後はバスターミナルを併設した新しい駅舎に建て替えられていました。

 東関屋で並ぶ、モハ12・モハ18・モハ2230、新潟交通の電車は併用軌道区間廃止後も冬場以外は排障器を付けていました。

 東関屋〜東青山間、関屋分水路を渡るモハ11、バックの建物は新潟県庁です。

 関屋分水路を渡り東青山に到着するモハ19、正面のつぎはぎ塗装がちょっと残念でしたが結局最後までこのままでした。

 東青山〜平島間、築堤を駆け下りてきたモハ18、東青山は築堤上に作られた駅で後ろのカーブの先にホームが有りました。

 平島にて、西川の鉄橋を渡るモハ18、係留されたボートが海に近い場所であることを感じさせますね。

 平島〜寺地間、住宅地を駆け抜けてきたモハ19、手前が西川の鉄橋になります。

 ときめき〜焼鮒間、チューリップ畑の向こうを駆け抜けるモハ11、新潟市周辺はチューリップの栽培がさかんで新潟交通の沿線でも見られました。

 焼鮒で交換するモハ12とモハ24、モハ24は社紋が側面に取り付けられており正面の印象が他の車両とちょっと違っていました。

 越後大野で交換するモハ18とモハ21、平成10年7月に木場までの区間便が大幅削減された後は焼鮒と越後大野での交換は日中は見られなくなってしまいました。

 木場を発車するモハ11、木造駅舎や傾いた待合室、農業倉庫とローカル私鉄の雰囲気溢れる駅でした。

 木場で交換するモハ19とモハ21、日中の交換は木場と七穂で交互に行われていました。

 板井〜七穂間、夕陽を浴びて走るモハ19、新潟交通では横気味に撮影出来る場所が少なく、この場所は貴重でした。モハ19は扉4箇所の内、1箇所のみプレスリブが入っており特徴の一つでした。

 板井〜七穂間のモハ18、新潟交通は中之口川の土手下を走っている区間が多く俯瞰気味に撮影出来る場所は多かったです。