惜別 鹿島鉄道

 常磐線の石岡から鉾田へと延びていた鹿島鉄道は風光明媚な沿線風景の中を
旧型気動車が走り、また近年まで貨物列車が運転されており人気の高い路線でし
たが2007年3月一杯で廃止となってしまいました。このページでは平成10年から
末期にかけて撮影した鹿島鉄道の画像を紹介します。

 石岡で発車を待つKR‐505、JR常磐線から跨線橋を渡った5番線から鹿島鉄道の列車が発着していました。

 雪化粧した石岡機関区構内、貨物輸送健在のころの撮影でまだ機関車の姿も見えます。

 石岡機関区で待機中のDD13ラストラン列車、2003年4月13日、貨物列車廃止により譲渡されることになったDD13のさよなら列車が運転されました。DD13・171がキハ714とキハ601を牽引。

 石岡機関区に並ぶ3両の機関車、貨物列車廃止によりDD13は中国へ、路線廃止によりDD902は北海道へ渡って行ったとのことです。

 廃止を間近に控えたころの石岡機関区、各車両にはお別れのヘッドマークが取り付けられていました。

 石岡〜石岡南台間、国道6号線のオーバークロスより撮影、石岡を発車した列車はしばらく常磐線と併走した後、左へカーブして常磐線と分かれます。

 石岡南台の跨線橋より石岡方を望む。バックに筑波山が写っています。

 四箇村に停車中のキハ431、ちょっと分かりにくいですがキハ432との2連です。石岡南台から四箇村までは直線区間が続いていました。

 四箇村〜常陸小川間、キハ432+キハ431、この区間は林と水田の中を走っていました。

 四箇村〜常陸小川間を走るキハ602、常陸小川までは区間列車の設定も多く撮影効率は良かったです。

 四箇村〜常陸小川間のキハ431+キハ432、廃止が近づいたころ2連を組んで大活躍していました。

 常陸小川で交換するキハ431とキハ432、キハ431も鹿島鉄道色だったはずですが旧塗装に戻っていました。