大糸線旧型国電の頃

 大糸線では昭和56年まで旧型国電が活躍していました。このページでは
昭和55〜56年に撮影した大糸線の写真を紹介します。

 
 南小谷に停車中の6連、3扉車のみの比較的整った編成です。

 南小谷を後にする非電化区間の列車、当時非電化区間にはキハ52・キハ51の他、キハ55・キハ58・キハユニ26などが活躍していました。
 信濃森上〜白馬間、松川鉄橋を渡る列車、先頭のクハ55はサハ57からの改造車で大糸線に多く見られたタイプです。
  
 北アルプスをバックに松川鉄橋を渡る。大糸線らしい風景のよい区間です。

 松川鉄橋を渡るキハ58系急行「白馬」、大糸線経由で金沢と松本を結んでいました。

 白馬付近を行く「あずさ」、当時あずさは定期では大糸線に乗り入れておらず、季節臨としての入線でした。
 海ノ口に停車する非電化区間直通のDC、非電化区間の列車にも信濃大町まで乗り入れる列車もありました。
 信濃大町に停車中の列車、クモハ40・サハ57・クモハ43・クハ55の4連です。クモハ40は原型に近い姿を保っていました。
 夜の信濃大町、電車の向こうには貨車も見えます。まだ貨物扱いも行われていました。
 信濃大町で並ぶED60とクハ55、165系の姿も見えます。当時の大糸線電化区間の主役達。