<18きっぷの旅 山形・米坂線編(2)>
福島からは山形新幹線に乗り換えて米沢へ向かったのですが
新幹線に乗車するため、またしても乗車券と特急券を別途購入です。
っていうか、奥羽本線福島−米沢間の普通列車が少なすぎるのが悪いんだよね。
「8時の次が13時って一体どういうことなのぉ〜?」
などと愚痴を並べながら乗車した「つばさ」ですが、案の定自由席車には空席がなくデッキで立つハメに…。
仕方がないのでデッキの電話室で30分間、景色を見ることなくボーっとしてました。
米沢で満員の400系から何とか脱出し、村山行き普通列車に乗り換えます。
が、有ろう事かホームで私を待ち受けていたのは、東北旅行者の天敵・701系だったのです。(5500番台)
しかしながらオールロングシートの車内は閑散としていて、難なく席にありつくことができたので
30分間立ちっぱなしだった私にとって、着席できたことがとてもうれしく思えました。
といっても、ロングシート車を肯定する気なんて更々ないですけどね。
米沢からわずか10分間の乗車で高畠へ到着です。
高畠で下車したのは、高畠駅の温泉に入るためでした。ここの温泉は入浴料が200円と激安な上、さらに200円追加すると
2階にある休憩室で足を伸ばしてくつろぐことができるという、18きっぷユーザーにとっては夢のような場所なのであります。
温泉に入った後、休憩室で1時間ほど横になり体を休め、14時34分の米沢行き432Mで後ろ髪を引かれながら米沢へ戻ります。
この432Mには719系5000番台が使用されており、乗り心地は快適そのもの。しかし快適なのもわずか10分間!
米沢で快適な719系に別れを告げ、私は米坂線のホームへと急ぎました。
( 719系の写真を撮るのを忘れてた!)
米坂線のホームで私を待っていたのは、キハ47とキハ58の混成部隊でした。
「急行型なら冷房くらいは付いてるだろ〜」とゴハチに飛び込んではみましたが
そこで私を待っていたのは、全開で回りつづける扇風機たち…。(T_T)
米沢で買い求めた昼食の牛肉弁当をパクつきながら、坂町へと向かいます。
ところが弁当を食べ終わった後、強烈な眠気に襲われてしまい
越後下関の辺りまで爆睡してました。
肝心の米坂線沿線の美しい景色が全く記憶に残らないまま、坂町へ到着です。
坂町では20分少々の待ち合わせで、羽越線に連絡します。個人的にはセミクロスシートの115系が来ることを
望んでいたのですが、無情にもやってきたのは「越後の山手線」ことE127系…。
列車は6両編成で運転されており、「編成が長いからホントに山手線みたいだな〜」なんて思ってしまいました。
車内は例のごとくオール極悪ロングシートです。しかし車内で読書に熱中していたせいか、あっという間に新潟到着!
熱中していたのでロングシートは全然気になりませんでした!(爆)
新潟から「らくらくホームトレイン」で長岡へ向かうとこの旅も終了となります。
この列車には上沼垂運転区の485系6連が使用されており、乗車整理券310円を
購入するだけで特急型車両に乗れるので大変お得な列車です。(もちろん乗車券は必要ですが…。)
車掌氏の発車前アナウンスでは「全車自由席」と案内をしているので
「グリーン車にも乗れるんぢゃないの?」と思い車掌氏に尋ねたみたところ
「グリーン車も開放ですので、どうぞ乗ってください」との返事が返ってきました。
「ラッキ〜!!」
荷物を抱え1号車の半室グリーン車に向かうと、先客はまだ誰も居らず好きな席のキープに大成功!
発車間際に中年男性が乗り込んできたので、グリーン車を私1人の貸切にすることはできませんでしたが
リッチな気分で長岡へと帰ることができます。しかし新津の辺りからまた寝入ってしまい
気づいたら押切を通過中でした。 (いつもこのパターンや!)
「これならグリーンも普通車も関係なかったな〜」と思いながら、電車は定刻どおり
21時16分に長岡駅5番線に到着し、私の旅も無事終了となりました。