☆ま行★ 「まかる」=仕事、役割などを受け持つ、任される、という意味 例>おめさん、まんましまかってくんねろっか= 君、食事作り受け持ってくれないだろうか 「まきもん」=漢字で表現すると蒔きもん、畑などに種を蒔く農作業 例>畑に行ってまきもんしてくるすけ=畑に行って種蒔きしてくるからね 「まごたら」=のんびりとダラダラしている様、まごまごたらたら、が語源? 例>まごたらまごたらしてんでね〜て=ダラダラしてるんじゃないよ 「まちんもん」=田園地帯の人から見た場合の、長岡市街に住む人のこと 例>まちんもんは買いもんも楽らこてし= 長岡の市街地の人は買い物も楽でしょうよ 「まめ」=長岡では、特に健康なことを意味する、恐らく共通語である 例>おめさんどこのじさまてやまめらの=お宅のおじいさん健康ですね 「まるがっこい」=まるい、丸っこい 例>ばかまるがっこいにどいもらの=随分丸っこいジャガイモですね 「まるける」=丸める、巻く、束ねる 例>そこの網まるけておいてくれし=そこの網巻いておいてください 「まんま」=ご飯、食事 例>な〜ら、まんまらろ〜=お前ら、ご飯だぞ 「まんまし」=食事を作ること、または作る人、食事当番 例>へえまんましやんなったて=もうご飯作るのイヤになったよ 「まんず」「まんで」=本当に、実に、とても 例>まんずなんぎかったいや〜=本当に苦しかったよ 「みたどこわ〜りい」=見た目が悪い、見栄えがしない、格好悪い 例>なんだやらみたどこわ〜りいねっか=何だか見た目が悪いね 「みっしら」=しっかりと、シャキッと、などを表す 例>もうちっとばかみっしらしるんだっや=もう少しばかりシャキッとしろよ 「・・・みよう」=・・・みたいに、・・・みたいな、例えや比較を表現する 例>そんげんおめさんみように上手にならんこっつぁて= そんなにあなたみたいに上手にできませんよ 「みよける」=小動物などが生まれる、孵化する、という意味 例>かえるがみよけたげらろ=かえるが生まれたらしいぞ 「むっつら」=たくさん、いっぱい、いっぺえ、こってぇ、こってっぺ、などと同義 例>まだむっつらあるすけの=まだたくさんありますからね 「むらんしょ」=田園地帯の集落、町内の人たち、まちんもんが対義語?? 例>むらんしょがうんな集まるげらろ= 集落、町内の人たちがみんな集まるらしいよ 「め〜る」=見える、メールではない(笑) 例>いっこめ〜ね〜ねっかて=全然見えないじゃないの 「めぐせぇ」=醜い、見苦しい、外見が可愛くない様、差別的用語なので注意 例>なんだやらめぐせぇねっか=何だか可愛くないね 「めぐら」=周り、端っこ、隅々までという意味 例>めぐらまでさがねたが〜か=端っこまで探したのか 「めっける」=見つける、探し当てる 例>よ〜めっけらいたの=よく見つけられたね 「める」=時が経つという意味、メールではない(爆) 例>へえだいぶ日がめたねっか=もうだいぶ日が経ったじゃない 「も〜う」=回る、回転する 例>ばかはやも〜うが〜ねっか=とても速く回転するんですね 「も〜てがねえ」「も〜てなし」=行動が遅い、のろま 例>そんつぁんも〜てなしほいかまんどけ=そんなのろま放っておけ 「も〜りっこ」=赤ちゃんの子守りのこと、まるで業界用語?? 例>ほんにも〜りっこはせつねえて=本当に子守りはせつないよ 「もぎもん」=もぎ取る場合の野菜、果物の収穫作業、もぐ、から変化したもの 例>畑までもぎもんに行ってくるすけ=畑まで収穫に行ってくるから 「もじゃくる」「もんじゃくる」=紙などをグチャグチャに丸めること 例>その紙いらんすけ、もじゃくってぶちゃっておいてくれし= その紙いらないから、丸めて捨てておいてください 「もす」=燃やす、焼却する、モスバーガーではない(笑) 例>そんつぁんが〜はやもしてくんなせ=そんなもの早く燃やしてください 「もっさらめいた」=食感がモサモサした、イモのような食感の意味 例>おめさんもっさらめいたが〜はでこでもねえかの= 君はモサモサした食感の食べ物は好きでもないかな 「もってあく」=持ち歩く、常時携帯する、という意味 例>なくさんように、もってあくんだろ=なくさないように、持ち歩くんだぞ 「もんであく」=出掛ける、出歩く、散歩する 例>まんず足がやめてもんであかんね=とても足が痛くて出掛けられない |
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