スキーに挑戦

お父さんのスキー教室
 雪国では、冬になると学校での体育でスキー授業が行われます。せめて、クラスの足手まといにならないようにと、冬の外遊びをかねてスキーを教えることにしました。
スキー用具は昨年(年長組)買い与えましたが、本格的に練習するのは今年からです。そんな訳で、以下の説明は昨年からの継続です。


スキーって?
 まず、靴を履き、スキーを着けるのですが、これが重くて自由が利かない。
それでもなんとか歩いてみます。当然のことながら、思うように歩けません。転んでは起き、転んでは起きを繰り返します。
しかし、これをあまり繰り返すと、嫌になってしまいます。気分転換にリフトに乗り、私が抱きかかえながら滑ってみます。この時、なるべく本人の力で立つように、抱える力を加減します。これで滑るときの感じとスピード感を覚えさせます。これって子供にとっては結構楽しいようです。

基本練習
 歩けるようになったら、ごく緩い斜面で一人で滑らせてみます。初めのうちは転んでばかりですが、すぐに慣れてくれるようです。この合間に、横歩きで登る練習もしておきます。ウチの場合ここで手間取りました。斜面に対して直角に登るのと、エッジを立てるのがわかりづらいらしく、前へ行ったり後ろに行ったり。
エッジを立てるときは、「階段、階段・・・」と掛け声をかけながら登りました。この掛け声というか合言葉は重要で、意識をしながら動作をするときに大変有効なようです。とにかく気長にやりましょう。

下の写真のように、時々ストックを引っ張ってあげてリフト代わりに坂を上ったりと、地味な練習を飽きさせないよういろいろやってみました。

直滑降ができるようになったら、今度は止まる練習です。滑っている途中で、足を「ハの字」にして止まります。未就学児には「三角(さんかく)」と言ったほうがわかりやすいようです。これで、止まることと、後でやるボーゲンの練習にもなります。
まだ、脚力が弱いと雪面に踏ん張ることが難しいようです。そのため、スキーの先をつなぐ器具が市販されていますので、それを使うのもよいでしょう。

スキー教室

 気長にといいながらも、なかなか上達せずに、こちらも悩み始めてきました。
そこで、スキー場に来ている娘のクラスメイトと一緒にスキー教室へ。
今までの練習の成果か?初心者コースということもあり、そこそこ滑れるじゃん・・・。(親バカ100%)
終了後に感想を聞くと、「お父さんとやったのとおんなじでツマンナイ。」と、いうことは私の教え方は正しい!!
そこで気を取り直して練習を続けることにしました。(単純な親でスイマセン)

上から滑ってみよう
 ここまで出来たら、あとは滑るしかないでしょう。
でも、いざ上から滑ると、どっかに突っ込みそうでかなり冷や冷やです。(いざとなったら、体当たりでもして転ばせてしまおうか???)
ここでも、便利なものが売っているんですねー。簡単に言うと犬の散歩ひもみたいなもので、子供の体にひもをつけて、親が引っ張りながら滑るモノなんです。最近はかなり使っている方を見かけますが私は使わずに済ませてしまいました。(決してケチなわけではありません、念のため。)

ストックなんていらない
 今までは転ぶのを避けるためストックを使っていたのですが、ある程度自分で滑れるようになったのと、見ていて邪魔そうだったので、使わないことにしました。
逆に、手が自由になることによってバランスが取りやすいようです。

曲がってみよう
 ここまでの練習で、コースに沿って曲がることは出来るようになっているのですが、ついに憧れのスラローム(?)です。「ハ」の字にしたスキーの、左右に交互に力をいれて曲がるのですが、先ほどの練習で自由になった手を利用します。
足に力を入れると口で言っても、なかなか体が反応しないのですが、力を入れる方のひざに手を当て、曲がったら真っ直ぐに立ち、今度は反対のひざに手を当てる。これを繰り返し、交互に曲がります。
これで左右への体重の移動がスムーズに行くようです。
この時の合言葉は「ダンス、ダンス。」
実際、スキーって足だけで曲がっているわけでは無いんですよね。

スキーって楽しいね
 自分で思うように滑れれば、こんなに楽しいことは無いですよね。
おかげで、休みのたびに「スキーに行こうよー。」お父さんは疲れてるんだけどなー。(トホホ・・・)
今年の仕上げに、須原スキー場(守門村)に行ってきました。様になってるかな?
来年の抱負
 せっかく滑れるようになったんで、「お出かけ大好き」な我が家としては家族でスキー旅行にでも行ってみたいと思っております。

まとめ
 目の前がスキー場という好条件もあって、回数を稼いで滑れるようになりました。
また、決して私が上手なわけでもありません。名選手が必ずしも名監督ではないわけですから。
ただ、スポーツの楽しさを教えてあげたいだけなのです。なお、以上の練習はあくまで我が家流ですので、皆さんの参考にはならないかもしれません。でも、親子の関わり合いっていいと思いませんか?
どーせ、親父なんてこれ位しか出来ないんですから。(ウチだけ?)

2001〜2002 とちおファミリースキー場

スキーに挑戦part2

わたしもー
 今までプラスチック製の「おもちゃスキー」で滑っていた次女(年少組)でしたが、毎週のように滑った?おかげで、壊れてしまいました。体力的に無理かと思ったのですが、いまさら「おもちゃスキー」でもないかと、本格的スキーを買ってあげました。
かなり重そうではあるのですが、本人の強い希望(意思)でなんとか元気に動き回ってくれました。これだけ喜んでくれると親としても大満足。でも、今度はリフト代も一人前。財布がぁ〜〜。
さすがに、スキー靴の安定性は抜群で危なくなっても転んでくれません。
おーい止まれ〜!
下の子は、お姉ちゃんの真似をしたがるだけあって、上達も速いようで。
親の方は、その分教え方が雑かも?


チョット休憩だよ。
2003 とちおファミリースキー場

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