蒲原鉄道 五泉〜村松編 其の2

 今泉〜村松間の直線区間を快走するモハ41、テッピーのヘッドマークを付けていました。

 村松駅にて、水飲み場と電車、村松駅は駅舎は新しかったもののホームは古いままでこんなレトロな水飲み場が有りました。

 村松駅構内です。昭和57年の撮影で、まだ加茂までの路線が有った頃なのでモハ12や元山形交通のモハ91も健在でした。

 ED1が一両のワム80000を牽いて五泉から戻って来ました。蒲原鉄道の貨物列車を見たのはこの一回のみでしたが輸送量は貨車1〜2両程度のものだったようです。

 雪の村松駅に停車中のモハ41、村松駅は島式ホームで2線有り、時間帯によって1番線と2番線が使い分けられていたようです。

 村松駅に停車中のモハ41、季節はもう春、バックの山々はまだ残雪ですが構内の桜は満開でした。

 村松を発車するクハ10+モハ61、元国鉄キハ04のクハ10は正面が3枚窓になっていましたが側面や台車、車内はよく原型を保っていました。

 廃止を間近に控えたある日、村松駅構内で子供たちが写生をしていました。「うまく書いてね」そんなED1の声が聞こえてきそうです。

 廃止前の9月26日「かんてつレール祭り」が開催され、村松と五泉に留置されていた貨車が再塗装されED1と連結して展示されました。往年の貨物列車の再現です。

 かんてつレール祭りの際に運転されたED1+モハ61+モハ41です。当日はこの他にも色々な組み合わせの列車が運転されました。

 10月2日夜、廃止を翌日に控え村松車庫で休むモハ71、左はモハ31です。

 蒲原鉄道最終日、五泉を発車して行くモハ71+クハ10+モハ41、五泉駅連絡通路からの撮影です。

 ED1を先頭にしたさよなら列車の向こうを「ばんえつ物語号」が入線してきました。この組み合わせが見られるのも今日限りです。

 寺沢のカーブを行くさよなら列車、最終日は朝から3連で運転されていました。最終列車はこの3連にモハ61とED1を加えた5両編成でした。

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