新潟交通 燕〜月潟編

 新潟交通の電鉄線では東関屋〜白山前間に次いで廃止となった燕〜月潟間は
平成5年7月31日限りで廃止となりました。このページでは昭和58年から末期に
かけて撮影した現役当時の様子を紹介します。

 新潟交通の起点であった燕駅です。JR弥彦線とホームが共用されていました。ホームではモハ11が発車待ち、構内には増結用のクハも留置されています。

 燕〜灰方間を行く2230+2229、この電車が登場したころ、各駅には「下記の時刻で新型電車を運行しております」といった掲示がされていました。

 燕〜灰方間を快走する電車、乗客の姿は少ないようです。

 灰方駅の燕方のカーブにて、弥彦山をバックに走る電車、新潟交通では比較的知られた撮影ポイントでした。

 灰方駅です。交換可能な有人駅(委託)で貨物側線も残っていました。

 小中川に停車中のモハ25、一面一線の委託駅でした。バックには上越新幹線の高架が見えます。

 小中川〜新飯田間を走る電車、新潟交通は中之口川に沿った区間が多く、片方は土手、片方は住宅地といった光景が多かったのですが燕〜新飯田間は田園地帯の開けたところを走っていました。

 新飯田を後に燕へと走り去る電車です。新飯田を発車した電車は右に大きくカーブし、あとは小中川・灰方と直線区間が続きます。

 新飯田で交換する電車、燕〜月潟間では新飯田のみが無人駅でした。

 桜満開の六分駅に停車中の電車、この駅は桜の木がみごとなことで知られていました。

 前の写真の線路を渡った反対側から駅本屋方向を望む。木造の駅舎に桜の木、新潟交通の駅の中でも特に雰囲気の良い駅でした。

 六分を後にする東関屋行き電車、六分は本線の両側に貨物側線が残り、貨物輸送の華やかだった頃を偲ばせていました。

 六分〜月潟間の県道のオーバークロスより月潟方向を望む。このSカーブの先に月潟駅が有りました。

 月潟で交換する電車、燕〜月潟間廃止後は側線が撤去され行き止まり駅となりましたが当時は交換風景も見られました。

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