そのまま入院。祖母は母が付き添い、検査を終えて病室へ。 私は妹と一緒にナースステーションに呼ばれて様々な質問を受けたあと、帰宅。
(この時ほど、介護日誌をつけていて良かったと思ったことは無かったです、 普段の祖母の様子について、大概のことは答えることが出来ましたので…)
その夜、祖母の意識が戻ったらしいのですが、朝の5時前に母の電話でたたき起こされました。
「どうにかしてえ、目を覚まして、点滴の管をみんな抜いてしまって。
(救急車の)担架に乗せるとき、お祖母ちゃんをくるんだ毛布が、血だらけ…」 それから、朝は5時〜夕方6時=私、夜間は母が病室の祖母につきました。
「ここは、どこや?警察か?警察病院か?」 祖母は、病院に運ばれていたことは、何とか…分かったのでしょうか????? しばらくは、点滴を本人が外してしまわないように見ていることだけでも、 緊張感が走りました。
病室は、脳外科の病室なのですが、そういう患者さんと疑われたというよりは、 空きベッドを探して入れていただいたというような印象です。 病室には他にお二人ほど寝たきりのご老人が入院されていました。 一方は在宅から、で、もう一方は特別養護老人ホームからの入院ということでした。 完全看護の病院でしたが、要介護老人の入院には付き添いを求めてきます。 (特に、痴呆がある場合は致し方が無いでしょう)
在宅からの方は、かなり長いようで、母娘でした。 かなり長期の在宅介護で、時折の入院もあるらしい。 透明な衣装ケースに「入院一式セット」を用意してあり、そして、 お母さまのベッドの横に布団を借りて敷いて寝るのではなく、 お母さまと逆向きで同じベッドで眠るという…ツワモノでした。
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