中川歯科医院　　　　　　　　　　　　　　　648zero.org　

患者さんと共に歯を守る

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虫歯になったので、歯に詰め物をした
詰めた物がとれたので、今度は冠をかぶせた
かぶせた歯が痛み出したので、神経を抜いて治療しなおした
神経の治療をした歯が痛み出し、歯肉が腫れたので歯を抜いた
歯が無くなったので、入れ歯を入れた
入れ歯は動くので入れ歯はやめて
人工歯根に、虫歯にならない歯を載せた、インプラント治療


こんな風に、虫歯の治療をしているはずなのに、歯が無くなっていく不思議



何にでも、始まりがあるはずです

詰めた物が取れなければ、かぶせた冠に異常が無ければ・・・

きちんと治療すれば、ちゃんとメンテナンスをすれば、早期発見をすれば
もし歯が欠けたりしても、小さな治療で終わることでしょう


歯を残して維持していくことには、患者さんの協力が不可欠です
患者さんがあきらめない限り、どこまでもお付き合いをして、歯を抜かずに維持させています



以前かかっていた歯科医院で
歯が割れたため、歯を抜くように言われ、歯を抜きたくなくて、当医院にいらした患者さん
患者さんの了解の元、割れた歯を接着して、レジンコアを作り、冠をかぶせました
幸い今のところ、順調に維持しています


ひどい歯槽膿漏で、歯が揺れている女性の患者さん
歯が無くなっても、見た目に困らぬよう、いつでも、即時入れ歯が作れるように
入れ歯の型取りをし、準備をしながらも、協力して歯周治療を続けたところ
揺れは止まりはしませんが、改善してきて１年が過ぎました


歯周病で多くの歯が揺れており、歯肉も腫れていた患者さん
ご本人の希望では、とにかく応急処置と、揺れている歯の固定でした。
揺れている歯を、手で揃えながら暫間固定用のレジンで固定をし、歯周治療を開始しました
はじめの頃はご本人の手入れが悪く、よく歯肉が腫れていましたが
協力して治療を続けたところ
ようやく歯肉も引き締まり、揺れも収まってきたので
応急処置の暫間固定用レジンを外して、ちゃんと冠をかぶせての固定を勧めるのですが
現状で具合が良いのか、なかなか応じていただけません。


歯周治療をやってきて感じることは
患者さんの協力次第では、かなりの改善が見込めることでした。