さて、祖母がなくなったのは2004年11月7日。90年の生涯でありました。新潟中越地震の余震が続く中、ビクビクしながらの通夜・葬儀でありました。

Yahoo!ニュース 地域トピックス 新潟県中越地震
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/niigata_earthquake/

<地震>新潟県中越地方で震度3 Yahoo!ニュース 社会
 (毎日新聞 - 11月7日10時30分更新)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041107-00000010-mai-soci
…ニュースサイトの記事がいつまでもアップされているとは
 限りませんので、以下引用させていただきます。
(この記事引用に問題があります場合、著作権保持者の方より
 お知らせいただければ削除等の措置を取ります:管理者)

><地震>新潟県中越地方で震度3
>
> 11月7日午前8時46分ごろ、新潟県中越地方で震度3の地震があった。
>気象庁によると、震源地は同県中越地方で、震源の深さは約10キロメートル。
>マグニチュード(M)は3.5と推定される。
>この地震による津波の心配はない。
>各地の震度は震度3が長岡市幸町、震度2が栃尾市大町など、
>震度1が小千谷市城内など。
>(毎日新聞) - 11月7日10時30分更新


突然すぎましたが、大往生ではあったでしょう。死因は急性呼吸不全で、施設の方の目がほんの5分くらい離れたときのの出来事でした。お世話になっていた医師の方々は「本人は苦しむ間もなく逝かれたと思います」と仰っていました。中越地震の震源地・小千谷では90まで生きてお亡くなりになった方を「めでた仏」と呼ぶそうです。そういったことが遺された家族としてはせめてもの救いです。

まずは、ありがとう、世間さま&ご近所さま。
そして父方の親戚のみなさま、お祖母ちゃんの人生の中で
お付き合いとお世話をいただいたみなさま。
そして遠方にあって祖母を案じてくださっていた方々、
遠方から祖母のために駆けつけ、祖母の死を悼んでくださった大叔父さま。

生前中からそしてお見送りまで、
いろいろお心遣い、ご心配、改めて心に染みました。
感謝にたえません。


しかし、ここから先をお読みになろうと思われる方に
一言お断りを申し上げておきます。

介護もそうですが、葬儀というのも…綺麗ごとでは済みません。ですので、申しわけないのですが、ここでもあまり綺麗ごとを書けないかも知れません。
かなり以前、とある介護体験記サイトさんにて、「死後の世間」と名づけられたコンテンツがありました。大体、こんな感じの文面があったかと思います。

「『死後の世界』が実在するかどうかは分からないが、『死後の世間』は確実にある」、と。実は、私もそう思います。実感させられました。ですので…一応簡単なまとめだけを先に書いておきます。

まず、介護家族に外から関わっている方々に。
親族としての生前中からの関わり方もそうですが、
その最期のお見送りに招かれたとき・また列席のとき、是非とも、
遺族にとって葬儀後も残ってしまうような「不快感」を生じることをせぬよう
お気をつけ下さいませ。


そして介護の当事者になってしまったご家庭の方には、
「本人生前中に決着出来ることは決着を致しましょう」、と。

そういうことになるのではないかと思います。

怒涛の七日間

1.祖母、急変の報に飛び上がる、の記
2.大叔父来訪にパニック、の記
3.大叔父の涙に泣く気を無くす、の記
4.嵐の通夜そして葬儀、の記
5.初七日まで超音速、の記

残務整理の記

1.故人を悼むだけでは葬儀は出来ない
2.桜の花の咲くころに



おまけ

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